炎症性腰背部痛(inflammatory back pain:IBP)
ASAS(国際脊椎関節炎評価学会:Assessment of Spondyloarthritis International Society))のIBP診断基準によれば、
①発症年齢40歳未満、
②緩徐な発症、
③運動で改善、
④安静での改善なし、
⑤夜間疼痛、
の5項目のうち4項目以上を満たす場合をIBPと定義しています。海外からは、腰痛におけるIBPの割合は15 %という報告もあり、決してまれな腰痛ではありません。
関連ページ
- 強直性脊椎炎とHLA
- 強直性脊椎炎とHLAについて説明します。
- ASAS/EULAR治療勧告
- 強直性脊椎炎のASAS/EULAR治療勧告について説明します。
- NSAIDSによる強直性脊椎炎の治療
- NSAIDSによる強直性脊椎炎の治療について説明します。
- 生物学的製剤による強直性脊椎炎の治療
- 生物学的製剤による強直性脊椎炎の治療について説明します。
- 強直性脊椎炎の評価法
- 強直性脊椎炎の評価法について説明します。