骨粗鬆症
2019年8月31日(土)島根大学医学部内科学講座内科学第一 准教授 山内 美香 先生の講演「内科医からみた骨粗鬆症診療」、2019年9月11日(水)産業医科大学医学部第1内科学講座 准教授 岡田 洋右 先生の講演「骨粗鬆症治療UP TO DATE」を拝聴してきました。印象の残ったコメントを掲載いたします。
内科医からみた骨粗鬆症診療
(山内 美香 先生)
ステロイド骨粗鬆症
(岡田 洋右 先生)
骨粗鬆症記事一覧
ステロイド骨粗鬆症
副腎皮質ステロイド(以下ステロイド)は、喘息、膠原病などさまざまな疾患で使用される薬剤であるが、必発といって良い副作用が骨粗鬆症である。 ステロイドは破骨細胞成熟亢進、骨芽細胞のアポトーシスを誘導し、骨粗鬆症を来たす。 プレドニゾロン大量投与後、わずか3-6ヶ月で、骨折リスクが高まる。 プレドニゾ...
内科医からみた骨粗鬆症診療
骨粗鬆症による背椎圧迫骨折では、背中が曲がるために、「ボディ・イメージの低下」、「自己肯定感の低下」、「社会参加への減少」など問題が生じることも考慮すべきである。 骨粗鬆症に伴う骨折とうつ病、認知症との関連も報告されている。続発性骨粗鬆症糖尿病 相対リスク:2倍程度(体重に関係なし) 骨質が原...