線維筋痛症などの慢性疼痛症の患者さんを治療するに当たって、薬物療法や患者教育だけでは限界を感じ始めていました。精神心理面からのアプローチが必要と感じたのです。そこで、心理療法(認知行動療法、マインドフルネス、交流分析など)を勉強しているうちに、最近、カウセリングなどの言葉を介して行う心理療法ではなく、身体から心に働きかける治療法(身体志向心理療法)がトラウマなどの心の問題に有効であることを知りました。そこで、今回は私が勉強した範囲内での身体志向心理療法について記載します。
身体志向心理療法のうち、TFT、ボディ・コネクト・セラピー、タッチングケアは当院で施行可能です。
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